「お金は寝かせて増やしなさい」で有名な水瀬ケンイチさんですが、彼自身はどのようなポートフォリオ(アセットアロケーション)を組んでいるのでしょうか?
私なりに解説してみようと思います!
水瀬ケンイチさんの資産配分
出典元:梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー
こちらが2019/12/31時点での水瀬ケンイチさんの資産配分です。
- 日本株式 5.5%
- 先進国株式 55.2%
- 新興国株式 9.7%
- REIT(国内外) 2.0%
- 外国債券 1.9%
- 日本債券 25.7%
この資産配分を基にファンドの海にて勝手に期待リターンとリスクを算出してみました。※REITは除外させていただいてます
- 期待リターン:4.24%
- リスク:13.73%
ちなみに参考までに、こちらは私の資産配分となります!
- 期待リターン:4.60%
- リスク:15.09%
水瀬ケンイチさんの資産配分を見てみると、年間のリスク許容度は▲27.46%(13.73×2)であり、比較的安全な数値であることがわかると思います。
なぜ安全サイドなのかというと、国民年金を運用しているリスク許容度が▲25%程度だといわれているためです。
また、私の資産配分と比較するとリターンは私の方が高いものの、リスクは私の方が大幅に上回っていることがわかります。
こちらの数字はおおよその値にすぎないので何とも言えませんが、ほったらかしにしておくにはもう少しリスクを抑えるべきなのかなあとも考えさせられる結果となりました。
水瀬ケンイチさんの購入銘柄
水瀬ケンイチさんは現在以下の銘柄を積み立てられているようです。
■日本株式
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
■先進国株式
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
■新興国株式
・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
■日本債券
・個人向け国債 変動10年
インデックスファンドについては、大人気シリーズのeMAXIS Slim シリーズに揃えてらっしゃるようです。
eMAXIS Slim シリーズは信託報酬(手数料)の引き下げが行われる頻度が高く、手数料が敵となるインデックス投資家にとっての強い味方となるインデックスファンドです。
ぜひ、積立てを検討してみてください。
また、債券クラスについては「個人向け国債 変動10年」を積み立てているようです。
こちらはインデックスファンドではありませんが、ゼロ金利時代の今、金利が上がることによってその価値を落とす国内債券クラスのインデックスファンドを買うより、金利変動しても元本が変動しない国債を買う方が合理的ではないか、との考えです。
そんな私も債券クラスについては水瀬ケンイチさんを参考にして国債を購入させていただいております。
まとめ
水瀬ケンイチさんは、資産配分に対しておおよそのリスクとリターンを把握しているのみで、そんなに深いこだわりがあるという感じではなさそうです。
でもそれって正解だと思います。
ファンドの海を用いてリターンとリスクを算出したとしても、その数字が100%正確な数字であることはまずないでしょう。
だからといって適当な資産配分で投資を始めるのは負け戦もいいとこです。
ですので「おおよそのリスクとリターン」を把握するくらいで資産配分を決めればいいと思うんです。
この記事が、みなさんのお役に立ちますように。