投資の基礎

【初心者向け】投資でよく聞く「債券」とは?わかりやすく説明!

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投資でよく耳にする言葉のひとつに「債券」があります。

みなさまの中には、

まんたろう
まんたろう
株は何となくわかるけど、債券ってなんだかよくわからない!

という方もいらっしゃると思います。

この記事では、そんな債券に焦点を当ててわかりやすく解説していきます!

債券は投資において株と同じくらい重要なものです。

ぜひこの機会に理解しておきましょう!

※「そもそも投資・株ってなに?」という方は、先に下の記事を読むことをオススメします!

>>>【初心者向け】そもそも投資とは?初心者目線でわかりやすく説明!

債券とは

「債券」=「借金」

結論から言います!

債券とは、

国・地方自治体・企業などの団体が、投資家から借りる借金のこと!

では、なぜ国や自治体はお金を借りる必要があるのでしょう?

それは「新たな事業や政策を行うための資金調達」のためです!

債券とは? 投資

国や自治体は、投資家からお金を借りることで資金を調達します!

その見返りとして投資家は利子を受け取り、お金を増やすことができます!

お金を貸すときにその証拠となる証書を発行する、これが債券です!

債券とは、国や自治体が投資家に借りる借金のこと!

債券には種類がある

債券 種類 国債

上の図は、債券の中でも主に「国や地方自治体」が発行する「公共債」を詳しく示したものです。

債券にはとってもたくさんの種類があります。

そのなかでも、私たちが一番買いやすく身近にあるものが個人向け国債です!

私たちはこの個人向け国債を買うことで「国にお金を貸す」こととなります。

そして国にお金を貸している間、そのお礼に利子をもらえるのです。

私たちが買える債券の代表は、国にお金を貸す「個人向け債券」!

国債は「元本保証」の金融商品

ここからは、債券の中でも一番基本となる国債についてご説明します。

元本保証の金融商品とは何か?

それはつまり「投資した金額がすべて返ってくる金融商品」と言えます。

ふつう、株などの一般的な金融商品はリスクを伴います。

お金が増えるかもしれないけど、減るかもしれない、というリスクです。

しかし国債の場合、決められた一定の期間国にお金を貸し続けると、利子がもらえる上に貸したお金が全額返ってくるのです。

こんなに安全な投資方法は他にありません。だってリスク0なのですから!

債券は元本保証なので、最も安全な投資方法といえる!

なぜ国債は元本保証なのか

国債というのは以下ような考えのもと構成された金融商品です。

「日本が戦争で負けて占領されたり、財政破綻して国としての機能がなくなる」というような、まず起きないリスクを負って国にお金を貸してくれる代わりに、ちょっと高めの利子つけますよ

つまり国債とは、

国が滅びない限り、元本保証してくれる金融商品ということになりますね!

国債とは、私たち投資家が「まず起きないリスク」を負って国にお金を貸す代わりに、高めの利子をつけ、最終的には全額返してくれるという制度!

ちなみに債券は高めの利率と説明しておりますが「個人向け国債」の利率は2019年8月現在で「0.05%」です。

メガバンクの普通預金の利率が0.01%なので、実質5倍の利子がつくわけです。

銀行に大金を貯めておくぐらいなら、個人向け国債を買うほうが資産運用としてかしこいということになりますね!

 

債券と株の違い

基本的性質の違い

株 配当金 仕組み

こちらは株を説明した図になります。

事業を始めるための資金調達という基本的な考えは、債券と同じです。

しかし株と債券には決定的な違いがいくつかあります。

以下の表をご覧ください。

株式 債券
正体 企業の「オーナー権利」 国や自治体の借金
投資対象 企業の売り上げに投資 日本の安定性に投資
元本保証 なし あり
保持期間 無期限 期間が決まっている
利益 未確定 ほぼ確定している

 

つまり主な違いとしては、

  • 元本保証なのか、そうじゃないか
  • ずっと持ってるか、一定期間なのか
  • ハイリスクハイリターンか、ローリスクローリターンか

これらの違いが決定的だと言えるでしょう。

あとは「投資といえば株」という風に、知名度の違いでしょうか。笑

なぜ債券はあまり知られてないか

ハッキリ言います!みんな知らないだけです!笑

私が思うに日本人は、

まんたろう
まんたろう
おれ、将来お金持ちになりたいってばよ!

という人が多いわりに、

お金のことを知らなさすぎます!

インドでは子供のころからお金について親から勉強するんだとか。

日本人は「人が触ったものだからお金は汚い」とか「お金にすがるのはみっともない」という不思議な教育理念が発達していますよね。

つまり日本人は国民性としてお金の勉強ができる環境にいないんですね。

だから日本人はもっとお金の勉強をした方がいい!もったいない!

私は、みなさんの「お金の勉強」のお手伝いができるように、これからもブログを書き続けます!

債券が一般的じゃないのはみんな「知らない」だけ。日本人はもっとお金の勉強をすべき!

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

債券について、理解が深められましたか?

  • 債券を買う=国や自治体にお金を貸す」
  • 債券は株と違い元本保証の金融商品
  • 銀行に預けるくらいなら個人向け国債を買おう
  • 日本人はもっとお金の勉強をしよう

この世には他にもいろんな投資方法がありますが、債券投資は「最もリスクが低い投資」と言われています。

理由は、今まで説明してきたとおりですね。

もちろん私も月々、個人向け国債を積み立てています。

元本保証の金融商品なんて、他にありませんからね!

 

次のステップ

株と債券を理解したのであれば、続いては投資信託です。

私が推薦しているインデックスファンドも実は投資信託の一種です。

>>>【初心者向け】そもそも投資信託(ファンド)とは?わかりやすく説明!

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たかへい
投資が危険なのではない、勉強不足の人が投資するから危険なのだ

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