投資をする際には「リスクとリターン」について正しい認識を持つことが大事です!
今回はリスクとリターンの関係性についてご説明します!
リスクとリターンの関係性
リスクとリターンは振り子のようなもの
投資の場合、リスクは「結果の不確実性」であり、リターンは「得られる収益」のことを指します!
みなさんの馴染みのある言葉でいうと「ハイリスクハイリターン」や「ローリスクローリターン」という言葉があります!
これは振り子の振れ幅をイメージしてください!
振り子の振れ幅は左右で等しいです。
これはリスクとリターンにも同じことが言えます!
つまり「大きなリスクを伴えば収益は大きい」し「あまりリスクを伴わないが、収益は小さい」というのが投資の鉄則です!
ありえない話ですが、
「ハイリスクローリターン」は、だれかやるかボケ!ですし、
「ローリスクハイリターン」なんてうまい話は詐欺です、通報してください。笑
リスクとリターンは、リスクが大きいとリターンも大きく、リスクが小さいとその分リターンも小さくなる振り子のような関係!
リスクだけに着目しよう
リターンに目をくらませるな!
投資初心者の方は、どうしてもリターンに目が行きがちです!
落ち着け~、気持ちはわかるぞ~。
しかしみなさんこういわれたらどうしますか?
「いる!だってお金欲しいもん!」
…とはならないですよね!
まあ今のは極端な例だったかもしれませんが、つまり何が言いたいのかというと、
投資初心者の人は1億円(リターン)にしか目がいかず、50%の確率で死ぬ(リスク)という条件を無視している人が多いですよ。ってことなんです!
つまりリターンにばかり目がくらみ、リスクを軽視しがちなのですね!
投資を始める際はリスクから考える癖をつけよう!
自分の「リスク許容度」を知ろう!
「お金は寝かせて増やしなさい」より水瀬ケンイチさんはこのように説明しています!
リスク許容度とは、投資家の許容できるリスクの範囲のことで、資産運用で発生する損失を1年間でどの程度受け入れられるかの度合いをいいます。
出典元:水瀬ケンイチ著「お金は寝かせて増やしなさい」
つまり「1年間で〇〇万円までなら、どぶに捨ててもへっちゃらだい!」ってことですね!※お金をどぶに捨ててはいけません
このリスク許容度が、自分の投資可能金額や投資する金融商品を決めていくための道しるべになるのです!
リスク許容度の決め方
具体的に、以下の2つのような決め方があります!
1.年間の貯金額の範囲内で決める!
例えば「年間で30万円貯金できるから、最悪のケース、年間30万円までの損失であれば1年でリカバリーできる!つまり私のリスク許容度は年間30万円までの損失だ!」という決め方
2.プロの投資家の「リスク許容度」を参考にする!
学者や金融業界のプロによって、できるだけ安全かつ効率的な運用がされている数値を参考にする決め方。現在では「年間▲25%程度の損失」とされている。
投資を始める前には、これらの指標を参考に「自分が一年間でいくらまでなら損をしていいのか」を認識・理解しておく必要があります!
でないと万が一の場合、生活に支障をきたすことにもなりかねませんからね!
自分のリスク許容度をしっかり把握し、投資しよう!
ちなみに私は年間▲30.18%のリスク許容度でインデックス投資をしています!
※私がリスク許容度を決めた具体的手順については、以下の記事で説明しています!
まとめ
いかがだったでしょうか?
投資においてリスクとリターンを理解することは誰よりも自分の為です!
- リスクとリターンは、同じだけ大きくなったり小さくなったりする
- 投資する際は、自分の「リスク許容度」を定める
この考え方はインデックス投資だけに関わらず、すべての投資に当てはめられる概念です!
知ってて損はまずありません!
「リスクから考える投資」を実践していきましょう!
次のステップ
分散投資でリスクを減らそう!
次は「分散投資」についてです!
分散投資をすることで、リターンをあまり変えずにリスクを大幅に減らすことができます!