この記事は、以下のような方に読んでいただきたいです。
- 月々の携帯代が高すぎる!
- 格安SIMの種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない!
- 楽天モバイルに乗り換えたい…
- 楽天モバイルのデメリットってあるの?
格安SIMは、三大キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)に比べ、月々の利用料が4,000~5,000円安いのが特徴であり、月々の生活費を少しでも節約したい方にオススメです。
これから、格安SIMの中でもなぜ楽天モバイルを選ぶべきなのかを2つの観点からご説明します。
- 格安SIMの中でも圧倒的に利用者が多い
- キャリア化し通信設備が整ったので通信速度が遅くならない
また、反対に楽天モバイルのデメリットも紹介しますので、その点を十分に理解した上で乗り換えを検討してください。
ぜひ最後までご覧いただけると、嬉しいです。
楽天モバイルにしかないメリット
格安SIMの会社は何十社もあり、どこを選べばいいのかわからない方も多いと思います。
今回はそんな格安SIM会社の中でも楽天モバイルにしかないメリットを2つご紹介します。
1.圧倒的に利用者が多い
まずは楽天モバイルの強みとして、圧倒的なユーザー数が挙げられます。
以下の調査結果をご覧ください。
格安SIMを利用していると回答した人(n=8,262)を対象に、メインで利用している格安SIMサービスを聞いたところ、利用率が最も高かったのは「楽天モバイル」で26.4%、次いで「UQ mobile」が11.8%、「mineo」が11.0%と続いた。(2020月3月時点)
出典元:MMD研究所 MOBILE MARKETING DATA LABO.
出典元:MMD研究所 MOBILE MARKETING DATA LABO.
この調査は、メインで利用している格安SIMサービスはどこの会社かを調査したものです。
数ある格安SIMサービスの中でも圧倒的なユーザー数をかかえているということは、それだけ信頼されているサービスであると客観的に判断できます。
という方は、会社のサービスを使っている人がどれくらいいるのかを一つの基準として選んでみてはいかがでしょうか。
2.最大のデメリットが消滅
格安SIMの最大のデメリットと言えば「通信速度が遅い」です。
私は以前、ドコモ回線にて楽天モバイルを利用していましたが、キャリアに比べて通信速度が遅いと感じることが多々ありました。
しかし、楽天モバイルは2020年4月から独自の通信設備を設け、au、ドコモ、ソフトバンクに続けて4社目のキャリアに仲間入りを果たしました。
その結果、格安SIMの最大のデメリットである「通信速度が遅い」という問題をクリアしているのです。
”キャリアの仲間入り”と”通信速度問題の解消”の関係性を理解するには、まずはキャリアと格安SIMの違いを先に理解する必要があります。
キャリアと格安SIMの違い
キャリアと格安SIMの最大の違いは独自の通信設備(回線)を持っているかどうかです。
キャリアはそれぞれの回線を独自で持っており、私たちは以下の回線を通じて携帯電話を使用しています。
- au回線
- ドコモ回線
- ソフトバンク回線
一方で、格安SIMは独自の回線を持っていませんので、大手キャリアの回線の一部を借りることによって通信を可能としています。
格安SIMは維持や管理に多大なコストがかかる通信設備を持っていないため、その分ユーザーの利用料に還元できるという仕組みです。
回線の貸し借りのイメージがしやすいように、以下のように通信回線を車線、ユーザーを車に例えてみました。
上の図で例えますと、キャリアは4車線(回線)のうち1車線を格安SIM会社に貸し出しています。
当然、格安SIM会社は1車線という狭い範囲での移動(通信)しかできません。
つまり格安SIMは、車の交通量(ユーザーの通信量)が多くなればなるほど、渋滞しやすい(回線が重くなりやすい)という仕組みになっています。
先ほど、「楽天モバイルは2020年4月から独自の通信設備を設け、au、ドコモ、ソフトバンクに続けて4社目のキャリアに仲間入りを果たした」と言いました。
この状況を再び車線に例えると、以下のような図になります。
つまり、今まで三大キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)に回線を借りていた楽天モバイルが独自のRakuten回線を持ったということです。
三大キャリアから回線をレンタルする必要のなくなった楽天モバイルは、最大のデメリットであった「通信が遅い」という問題を消滅させたのです。
楽天モバイルのデメリット
次に楽天モバイルのデメリットについて紹介します。
大きく分けて以下の2つがあります。
- iPhoneが購入できない
- 店舗が少ない
それでは一つずつ解説していきましょう。
1.iPhoneが購入できない
Androidユーザーには関係ありませんが、楽天モバイルではiPhoneは購入できません。
という方はたくさんいらっしゃるかと思いますが、そんなあなたに嬉しいお知らせです。
実は、楽天モバイルでiPhoneを使う方法が2つあります。
- キャリアで買ったiPhoneをそのまま楽天モバイルで使う
- Apple公式サイトでiPhone本体のみを購入し楽天モバイルで使う
要するに、Apple公式サイトなどのほかの場所でiPhoneを購入し、そのiPhoneに楽天モバイルのSIMを差して使用するという方法です。
どうしてもiPhoneにこだわりがある方はこの方法を使ってみてもいいかもしれません。
※楽天モバイルでiPhoneを使う際の故障、動作不良に関する保証は一切ありませんので、あくまで自己判断でお願いいたします。
2.店舗が少ない
楽天モバイルは店舗数を最低限にとどめ、テナント代や人件費を削減する戦略をとっています。
だから楽天モバイルは三大キャリアに比べ、店舗の数がとても少ないのです。
- au:2,459店舗
- ソフトバンク:2,397店舗
- ドコモ:2,261店舗
- 楽天モバイル:約580店舗
店舗の数が少ないということは、店員さんに直接聞きたいことがあるときなどに不便です。
基本的に楽天モバイルはコールセンター対応がメインになります。
直接質問しないと不安な人にとっては不向きかもしれません。
その分、楽天モバイルへのオンラインでの乗り換え手順などについては、説明書や説明動画などが手厚く用意されていますのでご心配なく。
キャリアの解約料を怖がるな!
キャリアから楽天モバイルに乗り換える際、具体的には以下のような手数料がとられます。
- 違約金(解約金)
- 残りの端末代金
- MNP転出手数料
乗り換える際の手数料は契約状況によって様々ですが、約15,000円~20,000円ほどかかるのが一般的です。
楽天モバイルに乗り換える方がお得な理由がわかりやすいように、キャリアを半年使い続ける場合と、更新月じゃないときにキャリアを解約し、楽天モバイルを半年使い続けた場合を比較してみました。
ここではキャリアの月額は6,000円、楽天モバイルは2,000円と仮定します。
キャリア継続 | キャリア解約 | |
今月 | 6,000円 | 6,000円+20,000円(解約手数料) |
来月 | 12,000円 | 28,000円 |
2か月後 | 18,000円 | 30,000円 |
3か月後 | 24,000円 | 32,000円 |
4か月後 | 30,000円 | 34,000円 |
5か月後 | 36,000円 | 36,000円 |
半年後 | 42,000円 | 38,000円 |
楽天モバイルに乗り換えた場合、5か月目には最初に損した解約手数料分の金額を回収し、半年後以降はキャリアに比べて毎月4,000円の節約ができる計算になります。
つまり、「解約手数料を払うのがもったいないから半年後までキャリアとの契約を続ける」という選択肢は一見お得なような気がしますが、実は早めに楽天モバイルに乗り換えていた方がお得ということになります。
目先の損得に振り回されず、長い目で見てお得かどうかを見極めてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事の内容をもう一度まとめてみましょう。
- メリットその1:圧倒的なユーザー数による信頼性
- メリットその2:キャリア化によって通信速度が遅いデメリットをカバー
- デメリットその1:iPhoneは買えないが使う方法はある
- デメリットその2:店舗が少なく、相談しに行きづらい
- 目先の損得に振り回されず、解約手数料を払ってでもキャリアから乗り換えるべき!
ちなみに、楽天モバイルでは現在「Rakuten UN-LIMIT」というキャンペーンを行っており、月々のプラン料金2.980円が1年間無料になります。
先着300万名なので、気になる方はぜひおすすめいたします。
余談ですが、私は奥さんと一緒に「Rakuten UN-LIMIT」を機にiPhoneを卒業し、Androidに乗り換えました。
iPhoneの機種代は、SEを除いて毎シリーズ10万円越えがほとんどです。
しかし、Androidの機種代は安いもので約2万円程であり、今後機種変更をする際にも、節約できるお金にかなりの差が開きます。
iPhoneにこだわる必要があるのかどうか、もう一度あなたの心の中で考えてみてください。
この記事があなたの人生の一助となりますように。