まず結論です!
iDeCo(個人型確定拠出年金)とは:
投資をすることによって個人で年金を積み立てられる制度。ただし年金なので受け取りは原則60歳になってから!
みなさんは”年金”という言葉を聞くと「定年退職後に国からもらえるお金」とイメージしていませんか?
それは国からもらえる”公的年金”であり、対してiDeCoは自分でつみたてる”私的年金”にあたります。
そう、どちらも立派な”年金”なのです!
この記事をみて、iDeCoについての正しい知識を今のうちにつけておきましょう!
※iDeCoの利用はインデックス投資との相性が抜群です!ぜひ参考にしてください!
iDeCo(個人型確定拠出年金)とは?
投資して出た利益が非課税対象に
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、投資をすることによって個人で年金を積み立てられる制度のことを指します。
この説明だけではピンと来ないかもしれませんので、例え話をしましょう。
例えば、投資を30年間続け、1000万円の利益を生んだ人がいるとしましょう。
その人がiDeCo専用口座を使ったパターンと使っていないパターンを説明します。
1.通常の口座で投資した場合
2.iDeCo口座にて投資した場合
このように、iDeCoを活用することで投資利益への税金を節税することができるのです。(通常の口座の場合、20.315%の税金がかかります。)
iDeCoは立派な”年金”
iDeCoは「定年退職後に国からもらえるお金」である”公的年金”とは相反し、自分でつみたてる”私的年金”にあたります。
どちらも立派な”年金”です。
国は将来の公的年金だけでは”老後2,000万円問題”を解決できないと判断しつつあり、私たち個人に私的年金を促進しているのです。
それはつまり、iDeCoは国が推奨する投資制度とも言えるのです!
また”年金”ですので、一度iDeCo口座内にて投資を始めたら、受け取りは原則60歳以降となります。
iDeCo専用の口座がある
iDeCoを利用するには、証券会社でiDeCo口座という専用の口座を開設する必要があります!(似たような制度にNISAというものもあります。)
上図は、課税対象の総合口座、非課税対象のNISA口座とiDeCo口座を同時に使い、インデックス投資を行うイメージです!
それぞれの口座内でインデックスファンドを購入し、管理するイメージですね!
※NISAについては以下の記事を参考にしてください!
iDeCoでの投資には上限額がある!
iDeCoを利用しての積み立て投資には年間上限額があります!
結論から言いますと、年間上限額は各個人の職業により異なります。
参考程度に職業別の年間上限額を以下に載せます!
- 会社員:14.4万~27.6万
- 公務員:14.4万
- 自営業者:81.6万など
詳しい自分のiDeCo年間上限額につきましては、サラリーマンであれば財務、経理課の方に聞いてみてください。
私も実際に聞きに行きましたが、私の場合、年間で14.4万が上限でした!
iDeCo最大のメリット
今みなさんの中にはきっと、
って思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなことはありません!
それだけ長期間投資するのですから、iDeCoにはメリットがしっかりと用意されてあります!
投資する金額に応じて所得税が軽減
iDeCoにて投資した金額は、全額「所得ではない」扱いとなります。
つまり、iDeCoにて投資した金額分だけ所得が減っていることとなりますから、その分所得税が安くなります!
例えば、iDeCoに毎月1万円積み立てているとしたら、年間で12万円の投資となります。
iDeCoを利用することで、この12万円は年末調整や確定申告の際「所得」として扱われません。
年収300万の人が年間で12万円をiDeCoにて投資していれば、12万円を引いた分の「年収288万」として所得税が計算されるのです!
所得税は年収が高ければ高いほど額が大きくなることはご存じですよね?
つまり、iDeCoで積み立てる金額が多ければ多いほど大きく節税することができるということになります!
- iDeCoは60歳まで原則解約できない、あくまで年金制度であることを忘れずに
まとめ
いかがだったでしょうか?iDeCoについて理解できましたか?
つまりiDecoとは、
という国からの投資奨励制度なんですね。
つまり今やインデックス投資は国が認める投資方法と言っても過言ではありません!
以下記事ではインデックス投資を始めるための全手順をまとめておりますので、ぜひ参考にしてください!